北海道信用農業況堂組合連合会

JAバンク

経営改善計画

 世界的な金融資本市場の混乱や株価低迷を受け、保有有価証券の価額が大幅に下落する中、平成20年12月16日開催の臨時総会において、平成20年度内の出資造成を基本とする「自己資本造成計画」を策定し、計画を上回る増資を実現しております。
また同日の臨時総会では、平成21年度から5ヵ年の「経営改善計画」を策定しております。
当該「経営改善計画」に基づき、以下の6項目の方策を実践することによって、北海道農業の担い手に対する金融センター機能・JAバンク北海道の本部機能等、本会の役割のいっそうの発揮および財務基盤の安定化に向けて、役職員一丸となって取り組んでまいります。

経営改善計画における6つの方策

責任ある経営体制の確立のための方策
業務の再構築のための方策
業務の適切性および財務内容の健全性確保のための方策
収益確保のための方策
経営合理化のための方策
地域経済貢献のための方策

経営改善計画の主要な取組事項

1. 農業金融にかかる取組み
「担い手農業者を金融面から支える」という本会の本来的使命の原点に立ち帰り、北海道農業の担い手に対する金融のセンター機能を目指し、JA農業融資機能の強化支援および農業担い手への融資に積極的に取り組んでいきます。
2. JAバンク北海道の本部機能発揮にかかる取組み
JAバンク北海道が事業基盤を維持・拡充していくため、JAとの一体性(JAバンク北海道本部機能)を更に強固なものとし、JAバンクの信頼性確保のためのJAの財務健全化および経営管理態勢強化に向けた支援に努めます。
3. 内部牽制機能強化等にかかる取組み
運用に関する規定・限度枠を整備する等リスク管理態勢を再構築するとともに、審査・リスク管理・内部監査の各部門の機能が十分発揮できるような体制への見直し等に取り組んでまいります。
4. 経営合理化の取組み
業務を再評価・整理した上で集約化を行う等、効率的な業務運営に努めてまいります。

経営改善計画の収益等の目標

 リスク管理の高度化を進めつつ、資金量の拡大・運用力の強化等により収益確保・内部留保に努めてまいります。

繰越欠損金の解消
平成20年度決算において発生した繰越欠損金について、経営改善計画期間内での解消を目指します。

安定した財務基盤の確立
本会の機能強化のため、財務基盤をさらに磐石なものとする必要があり、自己資本比率の長期・安定的な水準として、14%以上(経営改善計画期間中)を目標とする新たな自己資本造成計画を、平成21年6月23日開催の通常総会において樹立しております。

 



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